Keiga

危機的な状態の川原慶賀の傑作の修復にご協力ください。

この屏風の修復は非常に重要かつ困難なプロジェクトです。徹底した事前調査により、屏風の損傷が当初の見込みより深刻であることが明らかになりました。包括的な完全修復が滞ることなく行われることが必要です。

この修復プロジェクトへ、クラウドファンディングを通したご協力をお願い致します!

一流の作品、しかし一流ではない作品の状態

ライデン国立民族学博物館は希少で価値の高い傑作を購入しました。日本の絵師川原慶賀(1786年〜1860年頃)によって描かれた現存唯一の屏風です。その繊細な描写が故に、川原慶賀はしばしば「カメラを持たない写真家」と称されます。屏風のサイズも珍しく、幅4,5メートル以上ある八曲の屏風にまたがって長崎湾が描写されています。画面中央には小さな島である出島が描かれています。数世紀にわたり出島は日本国内でのオランダ人のための商館として活用されてきました。彼らは日本へのアクセスを許可された唯一のヨーロッパ人でした。更に画面左側には唐人屋敷も慶賀によって描かれています。この屏風では当時長崎を舞台に日本が行った国際関係の最大限の表現の効果的な描写が見られ、このことも本作が歴史的価値を持つ理由の一つです。

この作品は180年前のものであり、時の長さは作品にも刻み込まれています。通常日本の屏風は1世紀後には全てのパーツが外され、補修後組み直されます。しかし本屏風にはこのような作業が施されていません。今、屏風の各構成部が〜8つの屏風の木枠、表層や裏打ちなど各層の紙や絵絹〜貴重な日本の修復資材や技術を用いた修復を必要としています。

この修復プロジェクトへ、クラウドファンディングを通したご協力をお願い致します!

プロジェクト参加者

修復家たちが屏風の復元作業を行います。日本の伝統的な資材や技術に特化した専門家たちもライデンにあるこの修復スタジオに協力しています。彼らは長年の屏風修復経験、特に絵絹に彩色された作品の豊かな経験を有する、考えられる最適なチームです。

慶賀の屏風はVereniging RembrandtMondrian FundVSB FunBankGiro Lottery、そしてライデン国立民族学博物館の支援メンバーの経済支援により購入されました。屏風の修復もTEFAF Museum Restoration Fundからサポートを受けています。これら全関係者の参加はこの芸術作品の歴史的な重要性を裏付けるものです。

屏風の全てについて、修復プロセスについては是非ブログをご覧ください。

ご支援へのリターン

ご支援

リターン*

支援額を自分で設定

リターンの設定なし

€25

あなたのご寄付に感謝致します!

€50

ありがとうございます!屏風のミニチュア(日本語版パンフ)とライデン国立民族学博物館入場券2枚ずつをプレゼント致します。*1

€100

誠にありがとうございます!復元された屏風の祝賀会にはあなたとあなたのパートナーをご紹介致します。完全された屏風を見る栄誉ある最初の一人になります!*2

€500

ご支援誠にありがとうございます!修復家と本博物館学芸員ダン・コックによる特別講演にご招待致します。講演後、日本展示室のツアーもご用意しております。*3

€1000

ご支援に心より感謝致します!祝賀レセプションへのご招待、ならびに修復スタジオ、日本収蔵庫へご招待致します。*3

€3.000

多大なるご支援に感謝致します!あなたとご家族やご友人など10名をお迎えし、屏風の修復時、または博物館での設置時に、あなたのグループのためだけのご希望に合わせた特別レセプションを開催致します(博物館閉館後)。また屏風が修復後に日本へ里帰りした場合には、展示の際にはご招待致します。*3

 

*      日本在住の方にもリターンを楽しんでいただけますよう、オプショナルのご提案を用意しております。

1    日本在住の方へは、郵便で屏風ミニチュア(パンフ)2枚と博物館グッズ一点をお送り致します。

2       日本在住の方は、オランダまでのご旅行の招待はできませんが、オランダにお越しの際には祝賀会にはもちろんご出席頂けます。オランダにお越しになれない場合には、ご相談の上、最適なリターンをご提案させて頂きます。

3    日本在住の方へは、ご寄付に見合ったリターンをご提供できるよう、ご相談の上ご提案させて頂きます。

この修復プロジェクトへ、クラウドファンディングを通したご協力をお願い致します!

支払指示